東京の桜の開花宣言から数日
ここ鎌倉でも少しずつピンク色に染まった木で山や道が覆われてきました
鎌倉は決まってこの時期、観光客で混み合うので、
あえて段葛に行くことは避けて、
ちょっと遠目に鎌倉女学院前の歩道橋から八幡宮方面を眺めるのが好きです
また、その歩道橋の側にも立派な桜の木がありますので、それで十分
鎌倉では唯一、源氏山公園では座って花見が出来るところですが、
桜の時期に源氏山公園に行ったのは、東京に住んでいた頃かな?
当時は、私にとって、花見=お酒みたいな感じでしたが、
今は、花を愛でながら抹茶に上品な和菓子が良いかしら?
鎌倉には美味しい和菓子屋さんが色々とありますが、
お茶菓子であったらいいな・・・は、やはり『美鈴』の上生ですかね
予約しないとなかなか手に入らないという、この上生。
大切なお客様をお迎えする時にだけ、購入しますが、たまには自分のために欲しいですね
海側で人気なのは、『大くに』さんですかね
波乗り饅頭が有名ですが、麩饅頭も人気商品のひとつですね
私は、『桃太郎』さんのお菓子も好きです
そういえば、先日、東京は墨田区からお越し頂いている素敵なご夫婦から、
いちご大福をいただいたのですが、それがとても大きくて、
餅の柔らかさといい、あんこの上品な甘さといい、とっても美味しかったのです
ご自宅の近くで買ってお持ち頂いたそうですが、何と言うお店なのか、とても気になりました
あぁ。。。結局、食い気なのね?
そうそう、先日頂いた、新宿高野の桜チョコレート、これもなかなか・・・
お菓子の話に終わり無し。。。桜はどこへ?
前回、取り上げた、鶴岡八幡宮の大銀杏は、その後、少し離れた場所に植え替えられたそうですね。
無事、育ってくれると良いなぁと思っています。
さて、今回は同じ植物関連で、スギ花粉
今年は花粉の飛散量は少ないであろうという予測ですが、
雨の後の晴れ間、しかも風の強い日は、花粉症ではない私でもちょっと気になります。
ところで、日本で言う花粉症、イギリスではHay fever(ヘイフィーバー)といいます。
日本のように、スギではなく、イネ科の植物の花粉に反応の出る人が多いそうです。
イネ科の植物がイギリスに???
と思っていしまいますが、例えば、一般的なイギリスの芝もイネ科だそうで・・・それなら納得
さて、話は戻って花粉症の人にとって、この時期はとてもツライですよね。
毎年、この季節になると、コラムでも取り上げているのですが、花粉症対策
過去に取り上げたのが、乾布摩擦、マスク、甜茶などなど・・・
今回は、アロマです。
一回発症してしまうと、症状の度合いは違うものの毎年繰り返してしまうので、
薬(ステロイドや抗ヒスタミン剤など)には頼りたくないという方に。
症状を緩和するのは、スーッとした香りで鼻づまりを解消し、
呼吸器系の炎症を鎮めて鼻水や痰などの多すぎる粘液の分泌を減少させる
ユーカリラジアタがおすすめです。
ユーカリラジアタはユーカリグロブルス(一般的にユーカリという名称で販売されている精油)よりも、むせることなく、
また、その作用も優れていて子供にも使用できる利用価値の高いオイルです。
使い方は、スィートアーモンドオイルやホホバオイル、無ければ、
お手持ちのボディーミルク(無香料)を500円大の量、手にとって、
ユーカリラジアタを2,3滴たらしてよく混ぜ、のどから胸にかけて塗布します。
以前あった(今もあるのかな?)ヴィックスヴェポラップみたいにスーッとして、
就寝前に塗ると良く眠れます。
また、カップに熱湯を注いで、そこに1滴垂らし、
その湯気の前に鼻と口をもっていき、深呼吸します(やけどに注意)。
いずれも簡単に出来る方法です。
ペパーミントをティッシュに数滴垂らしてハンカチで押さえて呼吸するのも、外出先では良いですね。
目のかゆみにはラベンダーもしくはローマンカモミールの冷湿布がおすすめです。
冷湿布の作り方も簡単
洗面器に2リットルの水を入れ、そこにラベンダーもしくはローマンカモミールオイルを
4,5滴入れてよくかき混ぜます。
表面に浮いている油膜をタオルに含ませてしぼり、まぶたの上に10~15分のせます。
かゆみが落ち着くまで2,3回繰り返すと良いでしょう。
いずれの精油もこちらで取り扱いがありますので、気になる方はお試しください。
皆さんもご存知だと思いますが、3/10(水)未明に、
鎌倉鶴岡八幡宮にあった樹齢千年以上の大銀杏が、強風のため倒れました
この大銀杏、鎌倉時代、三代将軍実朝暗殺の際、公暁がこの大銀杏の影に隠れたと言われ、
その後も変わりゆく鎌倉をずっと見守ってきた御神木でした
歴史好きの人達ばかりでなく、
昨年の節分からの一年間はパワースポットとも言われて、若い人達も遠方からやってきたり、
地元の人たちの憩いの場であったりと、老若男女に親しまれてきただけにとても残念です
日常、当たり前にあったものが、急に失われた時の喪失感といったら形容しがたいものがあります
私たちも、大きなくくりで、鎌倉のひとつの歴史が終わったことを見届けに、八幡宮に行ってきました
御神木が倒れたのを見に行くなんて・・・と、忌み嫌う方もいらっしゃるようで、
思ったよりも人出はありませんでした
来ていたのは、多くが観光客と、報道陣
うちの相方も、某TV局にインタビューされていました(苦笑)
倒れ方を見ていると、折れたというよりも、
根っこからバッタリ寿命で逝きつきて倒れた・・・といった感じでした
思わず、手を合わせて拝んでしまいました