☆伊豆・小田原旅行記☆

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訳あって、先日9月3日~4日伊豆方面に旅行して来ました。

妻が旅行の手配をしていたものの、同行者の都合が付かず、私が同行することに。

私「行き先はどこ?」

妻「伊豆~」

私「ふ~ん」

ふ~んと言うのは、踊り子号で何度も行った下田までのどこかの温泉地なんだろうな、と言うほどのニュアンスのふ~んです。

 

さて、そんなやり取りをしていた8月下旬に私が読んでいた歴史小説があります。

「疾き(はやき)雲のごとく」 伊東潤 著 宮帯出版社

下克上の領国大名の嚆矢とされる、いわゆる北条早雲こと伊勢新九郎盛時、伊勢宗瑞と同時代の戦国武将

のかかわりを描いた歴史小説です。

実は私は大の歴史小説好きなんですね。

小説の主な登場人物は

扇ガ谷上杉家家宰 太田道灌 江戸城建造で有名な人ですね。

堀越公方 足利茶々丸 11代将軍義澄の異母兄 この人は伊勢宗瑞に自害させられます。

上杉定正 相模国守護 扇ガ谷上杉家当主 室町時代関東の武家を統率するためにおかれた鎌倉公方を

補佐する関東管領に山之内上杉家がありますが、同じ上杉家で太田道灌の時代に山之内上杉家を追い越す勢いで勢力を伸ばしたのが扇ガ谷上杉家です。

山之内、扇ガ谷ともに鎌倉の地名で、そこに居館があったことからそう呼ばれています。

ちなみに、山之内上杉家は没落し、関東を追われ越後に逃げ延びますが、その折、越後長尾家から養子を

迎えます。それが有名な上杉謙信。

この歴史小説の時代は1480年~1515年ぐらいの出来事が中心です。

 

さて、伊豆へ出発の前日に電車の時刻表を調べることに。

私「行き先はどこだったっけ?」

妻「伊豆長岡」

私「・・・・あったけ、そんな場所」

私の頭の中では伊東、川奈、伊豆高原、伊豆稲取、河津等々東伊豆の各所の地名を探し続けます。

ネットで調べると、東海道線で熱海まで行き、乗り換えて三島まで。

三島で乗り換えて伊豆箱根鉄道駿豆線・修善寺行きで伊豆長岡まで。

ナント!西伊豆方面か!

出発当日の9月3日(火)は午後3時で早引き。

東海道線で三島まで1時間30分ほど。

単線の伊豆箱根鉄道駿豆線を修善寺に向けて走ります。

単線とはいえ、江ノ電より車両は大きいし、きれいです。

駅名の車内アナウンスを何気なく聞いていたときに、

「韮山」の地名が。

北条早雲こと伊勢宗瑞が晩年まで拠点としていたあの「韮山城」のあったところか!

歴史好きの血がたぎり出す。

韮山の一駅先が「伊豆長岡」

あれ?源頼朝と北条政子のキャラが至る所に張られて、バルをやるイベント告知してるし??

 

さて、伊豆長岡駅から宿泊先の旅館へと向かいます。

izunagaoka001

ここは東伊豆を縦断する狩野川

この先に伊豆長岡温泉郷はあります。

 

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少々場末な感じがプンプンとしていますが・・・

後で知ったのですが、テレビ東京の厳選いい宿2012に選ばれた部屋に泊まることになっていたのです。

その部屋の売りは内風呂に露天風呂があること。

こんな感じです。

izunagaoka003

この内風呂が一番良かったかな。

24時間いつでも入れるし、その横はテラス席になってるし。

 

さて、旅館で伊豆長岡温泉付近の観光地図を見てびっくり。

歴史上の有名人やその縁の地が一杯あるじゃないですか?

長くなったので、続きは次回で。

 

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