☆毎日の風景としての滑川☆

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鎌倉にはほぼ南北に走る若宮大路という大きな一直線の道があります。
その直線の先は鶴岡八幡宮。
源頼朝が手がけた都市造営計画のメインの事業です。

さて、中心部からその若宮大路に併走するように流れている川が滑川(なめりがわ)です。
今でこそ水深50センチほどの浅く水量の少ない川なのですが、昔、上流地域に開発された鎌倉霊園ができる前はかなりの水量があったそうです。
鎌倉の郷土史に詳しい人の話によると、今の大町や小町にあった武家屋敷や商家の近くまでは船で荷物を運んでいたそうです。
そう、滑川は鎌倉時代幕府の中心部から物流の基点として舟が行き来る重要な交通路だったのです。


そして、滑川の河口から相模湾を東へ進み、人造としては最古の港和賀江島で運搬物資が集積され、沿岸沿いに船が運航していたそうです。
西へ進路をとった船は滑川河口から市街中心部に目をやると、はるか高台に鶴岡八幡宮の社殿が鎮座ましている・・・船乗りたちはその光景を見て航海の安全を祈念したそうです。

さて、そんな滑川の上を私はこの11年、毎日4往復して渡っています。
1番好きなシーンは早朝の人も車も少ない海岸橋から河口~海へと見渡すところです。
例えばこの前、夕焼けがきれいだったので写真を撮ったのこれ。

namerigawa001.jpg

川面に鏡のように影が映りこんでいる・・・
今年の冬は寒く、今は20年に1度ぐらいの大寒波がやってきています。
今朝は本当に寒かった!
さぁ、今朝滑川の上の海岸橋を通ったときの画像がこれ。

滑川

 

携帯でとったのでわかりにくいかもしれませんが、川も全面が凍結しているのです。
私が鎌倉に移住してきて11年。
はじめてみる光景です。
そして、昼メシを自宅で食べて海沿いの134号線沿いに、治療院に戻るときの画像がこれ。
昼過ぎなのにまだ氷が張っている・・・

 

滑川

左側は氷が解けて水面が波立ち、右側は氷が張ったままというのがお分かりでしょうか?
その河口から海に向けて撮った画像がこれ。

滑川

左下段から右斜め上にコンクリート塀が見えますが、本来の滑川はそのまま真っ直ぐ海に注ぎ込んでいるのですが、今年の冬は大きく左側にS字状に蛇行しているのです。
もしかしたら、その蛇行の影響で川の流れが通常より遅くなり、結果凍結しやすくなったのかもしれません。
最近、居つくようになったカルガモ達は大丈夫だろうかナ?

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