☆あたりまえが幸せその1☆

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 私達は『それ』が在る事があたりまえだと思ってます。
『それ』が出来る事が当たり前だと思ってます。
『それ』のなかに何を入れて考えるかは、人の価値観なのでしょうが・・・

さて、今回はバタバタした話を挟んで、日常生活の『それ』が在るというくだらない話と『それ』が出来るという話です。
時は遡って、昨年の10月9日(土)です。
夜、妻が怒りを撒き散らしながら階段を登ってきます。

「どうしたの?」

「お風呂が点かない」

 またいつもの電池切れかなと思い(我が家のお風呂は種火点灯に電池を使用するタイプなのです)コンビニで買ってきて入れ替えたのですが、種火は点灯せず。
 我が家は賃貸のテラスハウスです。お風呂の修理は大家さんにやって頂く事なので、翌日の10日(日)にテラスハウスを管理をしている鎌倉の某不動産屋さんへお風呂の点検依頼をしたのです。
で、その日のうちに来てくれたのが『ライフバル』(妻夫木聡がCMをやってるあの会社ですね)のAさん。

 風呂釜はガスの栓を開き、種火ボタンを押し続けていると液晶パネルに炎のマークが点灯するタイプで、この部分はコンピュータ制御なんですね。
そこの基盤を一通り調べてくれて、異常なし。
Aさん曰く
「基盤に異常は見られませんので、前日降った雨の影響で風呂釜が湿っているのが原因かもしれません。
今日1日は晴れなので風呂内が乾いた状態で種火を点けてみてください。それでも点かないようなら再度ご連絡下さい。」

 昨夜の雨はそれほどの降りではなかったが・・・などと思いながら指示通り、夜を待ちお風呂を点けようとするものの、全く反応せず。
仕方なく、あらかじめ営業の有無を調べていた材木座の『清水湯』さんに行く事に。
御成商店街にあった『滝の湯』さんが閉店したあと、ここ鎌倉(切り通しの中)にある唯一の銭湯です。

 ここの銭湯は昔ながらの屋根瓦の造りの銭湯で、私も20年ぶりぐらいに銭湯というものを利用したのですが、風情がありよい感じでした。
ただ残念なのは、利用客が減っているのか、毎日営業ではなく火木土日 月水金はお休みで、ただし休日も祝日であると開けるようです。

 その翌日の11日(祝月)に『ライフバル』(東 幹久がビミョーな存在感を出しだしたCMをやってるあの会社ですね)のBさんが点検に来てくれました。
今までの経緯と前日の担当者のAさんの見解を簡単に伝えた後、調べてもらう事に。

 その結果は、熱交換器の破損でした。
熱交換器とは瞬間湯沸かし器を想像してもらうと分かりやすいのですが、ジャバラのようになったパイプの中を水が通りその下から炎がパイプを温め
お湯が出るという仕組みのものです。
その水が通る部分がさびで穴が開き、下が水浸しになっている、との事。

 我が家は海から2列目で家中に潮風が入ってきます。
そのため、内陸部では考えられないような速さで金属類がさびるのです。
『ライフバル』のBさんと某不動産屋さんとの間で、修理するのか風呂釜交換かで電話のやり取りがあり、修理の方向でまとまったのです。
「熱交換器の取り寄せ修理には時間がかかるので、直接その熱交換器を持ってる業者を呼んだ方が1日でも早くお風呂には入れますよ。」
と、Bさんが機転を利かせてくれて、その場で明日業者さんが来るように手配してくれたのです。
    
(やった!今日は月曜日だけれど祝日なので銭湯はやってるし、明日には自宅でお風呂に入れそうだ!!)

12日(火)『ライフバル』から連絡を受けたというメーカーのCさんがやってきます。
乗ってきた車は修理用に機材を一杯積んだ1BOXカーのようなものでなく普通の乗用車。
前日、前々日の人と同じく風呂釜を分解し、30分ほどした後、帰り支度を始めます。

「風呂釜が直るのは何時なんですか?」
Cさん
「会社に問い合わせて部品を持ってきますので、早くて2日後ですね。」
(1日でも早くお風呂に入れるように、とBさんが交換が必要な熱交換器の品番を連絡してくれていたはずなのに・・・それを持ってきてくれたら今日直るんじゃないの?)

Cさんは玄関を出て、私はホコリだらけになってる風呂を掃除してる時、『ライフバル』の誰かと電話で話してる内容が洩れ伝わってきます。
どうやら破損が激しいらしい。
う~ん、いつになったら自宅でお風呂には入れるんだ?

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