☆長月らしくないある休日☆

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 いや~暑い!
昨日9月1日(水)はお休みでした。
9月に入って暦が変わったから急に涼しくなるものでもないのでしょうが・・・・
今年の夏は観測史上最高に暑い夏なのかもしれません。

 そんな昨日の我が家の1日はいつも通り掃除で始まったのです。
そして、昼食にそうめん。
(暑くてこういうものでないとのどを通っていかない)
その後は裏の海(自宅から海までは123歩なのです)で海水浴とボディボードで2時間ほど楽しみます。
8月31日で海の家はクローズなので(始まりが「海開き」だから「海終い」かな)ビーチはがらがらです。
真夏のような天気なのに、まるで貸切状態のような人のいない海で小さな波を捕まえてボディボードで遊び放題です。
ちなみに、海水は温水プールのように生温かいのです。

 それから、座席予約をしている桜木町TOCビルの横浜ブルク13に4時30分には着いて映画「インセプション」を見ることに。

これがおもしろいっ!

 標的の夢の中にチームで入っていって、ある「アイデア」を植えつけてくるミッションをストーリー中心に、主人公の過去のトラウマが明かされてゆく。
仮想の世界と現実の区別がつかなくなるあたりは映画「マトリックス」と同じぐらい面白かったSFです。

 荘子の寓話「胡蝶の夢」を題材にした映画は「マトリックス」や「インセプション」にもありますし、ドラマ「HEROES」で今放送しているファイナルシーズンでも能力者だけの住む世界である遊園地の空間を現実世界に展開する能力者「バタフライマン」が出てくるし、アメリカで仮想の世界と現実の区別がつかなくなるというテーマが流行ってるのかな?

 さて、大満足で2時間30分のこの映画を見終わったのが8時10分。
TOCビルのレストラン街は案外と混んでいて、晩飯どうしようと、妻と話しているうちにやっぱり鎌倉に帰ろうという事に。
鎌倉以外であれやこれやとお店を探すのが面倒な鎌倉人になってしまったようです。

 そこで、鎌倉へ直帰で9時過ぎに入ったお店が「畦家AZEYA」
前から複数の人に
「裏駅(西口のことを鎌倉の人はこう呼ぶのです)に出来た3階にあるあのお店美味しいよ」
と聞いていたのです。

 お店の雰囲気は隠れ家的な、そして家庭的な雰囲気です。
島根の人が作っているという燻製、しし唐煮とイカの丸干しを注文して日本酒を頂く事に。

 大阪出身のご主人と東京出身の奥様とカウンター越しに会話も弾み、〆にこのお店の1番の売りの阿波の半田麺を頂く事にしました。
この半田麺はうどんとそうめんの中間のような太さでつやがあり香りも良いのです。
「美味しかったね~」
とお店を出たのは10時過ぎ。
この時間でも気温は28℃ぐらいはありそうだ、と思いながら家路へとついたのです。

 帰路の途中、六地蔵のバー「BANK」の脇を通る時、いつもその店の明かりがついている風景しか見たことが無かったので、今日は店内の明かりがついていないことに気づいて
-あれ?今日はBANK休みだっけ?-
と、考えていた時に映画「インセプション」のラストシーンがふと浮かびます。
-あのコマは倒れるのかな?永遠に戻れない虚無の世界に行ったのかな?-
等と考えていると、いつもと違う風景に違和感を覚えて、それが仮想の世界と現実が交錯するシーンの重要な鍵になっている映画を思い出される。
今見たばかりの映画に刷り込みがされている自分がいる・・・案外怖い映画でもあったようです。

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