アロマオイルに関するコラムです。

コラムアロマオイル

政治的にも経済的にも良いニュースが無く、天候も不安定で気は滅入るし身体の調子もイマイチ・・・。
えっ?絶不調ですか?この時期はどうしても気分が乗らなくてだるーい感じがして、自律神経が失調しやすくなり肉体的にも精神的にも不安定になりがちです。不眠、頭痛、頭重感、肩こり、むくみ、疲労感、腰痛、動悸、めまい、食欲不振・・・etc。こういった症状を不定愁訴といいます。病院へ行ってもどこも悪くないと言われる方がほとんどです。


いろいろな意味で周りの環境が変わりやすいこの時期、いたしかたないのかもしれませんが少しでもラクになるために。
まず、精神的なリラックスと自律神経を調整する効果のあるローマンカモミールもしくは野生ラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)をお風呂に4滴ほど入れて入浴してみてください。女性は特にホルモンバランスが崩れやすい時期なので、入浴後、マカデミアナッツオイルやスィートアーモンドオイル無ければ化粧用オイリーブオイル(10ml)にラベンダーオイルを2滴ほど入れて、足や肩、腕をマッサージすると血行が良くなり楽になります。頭痛の場合はペパーミントオイルを1滴だけ額に塗ってお休みください。(目に入らないように注意)気分が落ち込むときはベルガモットやマンダリンを熱湯に数滴たらして芳香浴。気分が明るくなります。ラベンダーやペパーミント、ベルガモット等のエッセンシャルオイルは一般的なものなので、手に入りやすく値段も手ごろです。


ご家族と住んでいらっしゃる方はご夫婦、親子でマッサージしあうのも良いのではないでしょうか?
普段話をする機会が少ない方、話をしなければならないことがあるのに出来ないでいる方・・・
リラックスしているときがチャンスです。きっと良い方向に話が進みますよ。ちなみに我が家は、コレで旅行のOKをもらいました!あっ!でも欲を丸出しにしたらダメですよ。何気なくですよ・・・なにげなく・・・。
楽しい未来はスグそこに!![素]


嗅覚は視覚や聴覚と違って理性で判断するより、直感に働いて行動を起こさせるという特徴があります。例えば焦げ臭い匂いをかいだとき、考える前にその場所の特定を急ぎますし、嫌な匂いを嗅いだらとっさに鼻を押さえるなど、本能的に行動をします。また、匂いとそれによって起こる感情は記憶と深く結びついているそうで人によって快・不快な匂いは異なります。人は概ね森林の香りを嗅ぐとリラックスし、動物的な香りを嗅ぐと興奮するという実験結果もあるということで匂いに関する必要な情報が古代から遺伝子に組み込まれていると考えられます。


そんな難しいことは抜きにして、アロハカイロ&フットパラダイスでは常に治療院内の匂いには気をつけています。
出来るだけお越しいただいた方々に快適に、リラックスしていただくようにアロマの香りを焚いています。一般的には野生ラベンダーを使っているのですが、その人の体調や気分、天候に合わせて変えたりもしています。治療院にお入りいただいた瞬間に「いい香り~」と言っていただけた時には、こちらもホッとします。
リフレクソロジーの時はフットバスに数滴入れるエッセンシャルオイルは、こういった香りを・・・とご指定いただいても結構です。自分の好きな香りを嗅ぐと、よりリラックスできるからです。
これから暑くなって匂いが気になる季節。デオドラント効果のあるエッセンシャルオイルはサイプレス。
制汗作用もあり、フットバスや入浴時の上がり湯に数滴たらすとスッキリすると思います。
より快適に過ごすために香りの工夫、心がけてみてください。[素]


よく取材などで、「趣味は何ですか?」と聞かれるのですが、回答に困るんです。以前は「旅行」とか「音楽鑑賞」などと答えていたのですが、最近は仕事の関係で長期の休みとれないので旅行に出掛けていないし(基本的には旅行よりも気ままな旅が好き)、音楽もインターネットラジオやCDでHawaiianをオフィス内で聴く位で趣味ほどではナイのが現状です。
で、その時その時に関心のあること楽しんでいることをお話しています。


今は、夜、由比ガ浜ビーチの海の家で飲んだり、食事をすることを楽しんでいます。本当は早く起きて、「サーフィンの練習」といきたいところですが、なかなか早起きが出来ないのでついつい夜更かしチームに入ってしまいます。今年はタイ人がやっている屋台が集まったようなところがあり、まさに外国のリゾートに来たようです。週末にはライブをやっているところもあり、波の音と音楽の両方を楽しめるなんて最高の贅沢です。先日は海の家で飲食を楽しんだ後、ビーチにほど近い若宮大路にあるANANAというお店で深夜までダーツに興じてしまいました。昔(幼い頃)は私の家にもダーツがあったのですが、きちんとやったのは初めて。お店の女性に投げ方を教わって、いざ!ワンゲーム終わってみたら高得点!マイダーツをゲットしてしまいました。もともと向いているのか、それもとほどほどにアルコールが私の体内に入っていたのが良かったのか?兎に角、夏休みの間のビーチ周辺は期間限定のテーマパークとかサーカスなどと同じようにワクワクします。


さて、問題はそのあと。翌日は仕事があります。連日の暑さと遊び疲れは身体にこたえます。それで、身体と気分を仕事モードに切り替えるのに役立つのがアロマオイルによる芳香浴。
私はバジルとスウィートオレンジ、ローズマリーシネオールをブレンドしてディフューザーで楽しみます。バジルとローズマリーは心身をスッキリさせてヤル気を起こさせます。また、柑橘系は気分を明るくリフレッシュ、消化器系の機能を正常にしてくれます。折角の夏なんだから、楽しむためには身体も心も健康でなくちゃね!さあ、これからもイベント目白押し!頑張るゾ!!(モチロン仕事をですよ。オホホ)[素]


インフルエンザは、程度の差はありますが毎年12月から3月にかけて必ず流行します。
今ちょうど、私の周りもインフルエンザで寝込んでいる人が多く、1月末から2月にかけて近くの小中学校では学級閉鎖になってしまっているようです。ずっと前は、小中学校でもインフルエンザの予防接種があったのですが、今は希望者が近くの医療機関で受けるようになっているので、接種を受けない方が多いようです。


通常、ウィルスは一度発症すると身体に免疫抗体をもつので、二度とはかかりません。
しかし、インフルエンザウィルスは表面の抗原の鍵穴を頻繁に変える能力があるため、免疫が効かなくなり数年で再度感染してしまうのです。
この猛威を振るっているインフルエンザウィルスですが、意外にもそのものは病原性があまり強くないのです。
実はウィルスに感染していても半数の人は不顕性感染で、気づかすにウィルスを撒き散らしてしまうのです。
ただ、抵抗力のない人がそのウィルスに感染すると、インフルエンザ特有の高熱が数日続き、免疫力が著しく低下するため、気管支炎になったり、肺炎になり死亡してしまうこともあるのです。
高齢者や乳幼児は注意が必要です。
仕事が忙しくて抵抗力の弱っている方も要注意です。


では、流行してしまった今、インフルエンザにかからないためにはどうしたらよいか?
これはやはり、手洗い、うがいの基本的なものは必須です。
また、鼻の中を掃除するために、家に帰ったら鼻をかむことも大切です。
当たり前ですが、抵抗力を高めるために、バランスのとれた食事と十分な睡眠も必要です。
その他の対策としては、部屋の保湿。ご自宅の加湿器にユーカリラジアタ、ラベンサラ、パイン、レモン、ラバンジンのいずれかのエッセンシャルオイルを数滴たらして、部屋の空気を殺菌します。
また、寝るときにマスクをするのも効果があります。
身体を温めるドリンク、ホットレモンもおすすめです。レモン果汁に蜂蜜を入れお湯で割るだけなのでとても簡単です。


私はさらに、夜寝る前に足湯(脚湯)をしています。お風呂の湯温より2度ほど高めのお湯に膝までつけて6分。
両足赤くなっていたらよく水滴を拭き取ります。赤くなっていない側があったら、さらに1度ほど湯の温度を上げてその足を1分つけます。その後、常温のコップ1杯の水を飲んですぐに布団に入って寝ます。
気にしすぎも困り者ですが、注意するに越したことはありません。[素]


先月に、インフルエンザ大流行・・・というコラムを書いたばかりですが、同じマスクでも今は花粉対策によるマスクが増えていますね。
晴れていて風のある日となると、サングラスとマスクの両方で「この方、どなた?」というような、顔がほとんど全部隠れた状態で外出されている方もいらっしゃいます。先日の連休には、ここ鎌倉でも約4割近い人がマスクをしていました。
今年は世間でも言われているように、昨年の30倍の花粉だそうで、今年花粉症デビューしてしまった人も多いようです。花粉症の方々にとっては日常生活が不快で大変な時期です。
ご存知の通り、花粉症は花粉に対する身体の免疫系が過剰反応をするために起こる症状で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目、のど、耳のかゆみなどの不快感を伴います。副腎皮質ホルモン(ステロイド)剤や抗ヒスタミン剤など、アレルギー症状を抑える薬が処方されますが、一定期間の季節病とはいえ、一度発症すると毎年繰り返すことになるので、薬の副作用も問題になります。他の感染症にかかりやすくなり(風邪をひきやすくなる)、虚弱体質になる、抗ヒスタミン剤は服用すると眠くなるなど多くの人が悩んでいます。


そういった副作用を起こしにくい、身体にソフトに症状を緩和させる方法のひとつが、エッセンシャルオイルの使用です。
ユーカリラジアタはスーッとした香りで鼻づまりの不快感を緩和するとともに、呼吸器系の炎症を抑え鼻水、痰などの粘液の分泌を抑える働きがあります。芳香浴やキャリアオイル(マッサージオイル)にブレンドしてのど、胸や背中に塗るのが効果的です。
また、鼻づまりのひどい方は、ペパーミントオイルをハンカチにたらして鼻にあてると、清涼感のある香りで鼻の通りがよくなり、気分もスッキリします。他、あまり耳にしたことがないかもしれませんが、ミルテ(マートル)というエッセンシャルオイルも鼻水、痰といった粘液の分泌を抑える効果があります。根本的なアレルギー対策として、ローマンカミルレをお風呂にたらして入浴したり、マッサージに使ったりするのも効果的です。ハーブティのお好きな方はカモミールティーやペパーミントティーをおすすめします。花粉の季節が終わっても飲み続けることで、健康維持にも役立ちます。
私の身近にいる人も、今年花粉症デビューしてしまったのですが、朝起きて乾布摩擦をはじめたら、症状が緩和したそうなので試してみる価値はありそうですね。[素]


=2007.03.31=
☆忙しい時の自己管理☆

桜が咲く時期は、卒園、卒業、退職、移動。また、入園、入学、入社、転勤など、環境が大きく変わる時期です。
気温差も大きく、周りの環境も変わって、気が張っているから持っているものの、心身ともにヘトヘト・・・という方が多いのではないでしょうか?
4月に入ると、突然いつもの電車が混んでいたり、慣れない人間関係で受けるストレスも多大です。
そうすると、呼吸が浅くなり、眠っても疲れが取れなくなってしまいます。
それが原因で、うつ病になったり、アレルギーを起こしたりする人も少なくないのです。
忙しい時こそ、せめて夜はゆったりと湯船につかり、ゆっくり呼吸を整えてから布団に入りたいものです。
精神的な疲れには、リラックス効果の高いラベンダーの精油を4~6滴、ぬるめのお湯を張った湯船に垂らして入浴すると心が落ち着きます。
女性には、贅沢ですが、ネロリやローズオットーもお薦めです。
男性には、ヒノキなど、ウッディーなものの方が良いかも知れません。
いずれも、精神を落ち着かせてくれます。
私はバスルームの明かりを落として、ぬるめのお湯に揺ったり浸かって深く呼吸をするとよりリラックスできます。


入浴後は、普段は常温の水をコップ1杯飲むのですが、特に疲れているときは、ナイトキャップでアルコール・・・ではなく、肝臓を労わるホットレモンやホットミルク、ハーブティーがお好きな方はカモミールティーが心と身体を休めます。
最後に、私はストレッチをしてから腹式呼吸をして寝るのですが、これで翌日疲れが残っている・・・ということは、まずありません。
翌朝どうしても、背中に張りが残っていると思われた時は、起きる前に胸式呼吸をします。
肺は考えているよりも大きなもので、上は鎖骨のところまであります。
お腹を凹まして肋骨1本1本の間をゆっくり広げるつもりで、鎖骨のところまで胸いっぱいに酸素を取り込むように最低5回は呼吸をします。
肋骨間が広がっていることをイメージしながら行うことが大切です。
いかがですか?
簡単なことですが、自己管理はこういう基本的なことの積み重ねなのです。[素]

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