アロハカイロ&フットパラダイスではカイロプラクティックの施術中、患者さんといろんなことを話します。
おおよその施術時間は45分です。
それだけの時間があるのですから、もう何十回と繰り返し来られてる方とは多岐にわたる話が出るのです。

 例えば今日の例では、ヘルニアで坐骨神経領域に痛みのある方とは整形外科で行った検査法、レントゲンの角度
(というのもこの方は六地蔵にオープンする前よりお越しいただいている方で、すべり症があったからです)
整形外科テストの話や年末の今に時期は忙しいのか等。

 心臓にペースメーカーを入れている60代の男性とはお酒の話!
晩酌に何を飲むか、手広のマインマートで3リットル入りのジャックダニエルを売っているのを発見したとか・・・

 環境NGOで国際的に活躍されている男性とは英語の話。
英語をどうやって習得したか、それとアメリカの話などです。
その方は今ではアメリカにそんなに行きたいとは思わないけど、ニューヨークには行ってみたいな、との事。

 そこで思い出したのが、アメリカ本土にたった1度だけ行った旅行の事でした。
(ハワイには7、8回は行っているのですが)
アメリカに行ったのは今をさかのぼること20年ほど前。
プラザ合意で円が急激に高くなり、海外旅行が身近になりつつあったときです。
それまでは学生の分際で海外旅行に行けるとは、と思ったものです。
卒業旅行に長期で海外旅行に行こうと思ったのは、アルバイト先の先輩が社会人になったら長期に海外に旅行できる機会はめったに無いから絶対に行って来い、との強い勧めを頂いたからです。
(今でもこのアドバイスを頂けた事に本当に感謝してます)

 行った時期は試験も終わり、卒論も提出し終わった確か1月下旬で、33~35日間だったように思います。
旅行前に準備したのはサンフランシスコin ニューヨークoutの航空券と初日のみの宿泊予約のバウチャー、それに1ヶ月間全米どこにもいけるグレイハウンドバス(長距離バス)の周遊券のみ。
あとは「地球の歩き方」を手にし、当時流行っていたバックパッカースタイルのきままな一人旅でした。

 旅行したルートはサンフランシスコ(アメフトのフォティーナイナーズが優勝した翌日に到着)→ロサンゼルス→ラスベガス
(ここで北に行くか南にいくか迷ったのですが、シカゴから来た旅行者が空港が凍結してるとの情報に暖かいルートを選択)
→グランドキャニオン→フェニックス→エルパソ(メキシコとの国境境の町)→ヒューストン→ニューオーリンズ
(マルティグラという祭りが有名でその祭りに向け町中が盛り上がってた)→デイトナビーチ→オーランド→ワシントンD.C.→ニューヨーク!

 ざっとルートをたどるとそれなりの大きな町を通っているのですが、なぜかマンハッタンは別格です。
なんともいえないワクワク感と高揚感がある。
それを先程の環境NGOで活躍されている男性に話すと彼も同意見で、ただその町にいるだけでワクワク感があるとの事です。
この高揚感はなんだろう?ということで次回に。