新型インフルエンザのワクチンがやっとのことで鎌倉市にも届くようになったのですが、ときすでに遅く学級閉鎖の嵐が吹き荒れやっとこの頃収束に向かいつつあるようです。

 こちらアロハカイロ&フットパラダイスには何人も医療機関に従事されてる方が来られているのですが、その方々によるとワクチン接種の順番で多少の混乱があったようです。
当初伝えられたワクチン数より入荷数が少なく、急遽医療機関従事者で摂取を受けられるのはこの人達まで、という線引きもされ・・
摂取された人は-受けられない人もいるのにワクチンを受けたからには新型インフルエンザと戦う立場になったんだ-と意識した人もいるでしょうし、
摂取されなかった人は-自己防衛するしかないのね-と思った方もいるでしょう。
微妙な職場関係ですね。

 さて、ここアロハカイロ&フットパラダイスでも新型インフルエンザの話がよく出ます。
ある小さいお子さんがいるお母さんから聞いた話なのですが、お子様が熱を出されてこれはもしや新型インフルエンザかと思い、病院に受診したそうなんですが、そうではなく普通の風邪だったそうです。

その折に、お医者さんから聞いた話が以下のようなものだったそうです。
新型インフルエンザの発症と流行場所にタイムラグがある。
それを時系列に見てゆくと、最初は横浜の中区あたりで、(海外から船に乗ってやってきたんではないか?とのこと)
それが戸塚あたりに南下してきて、鎌倉市内(旧市街で切り通しの中)で流行って、七里ガ浜に抜けていった、とのこと

私がそれを聞いたときお母さんに質問したのは
「朝比奈の峠を越えたのはいつぐらいだったんでしょうね?」
と冗談交じりで話したんですが
そのお母さんはまじめ顔で
「本当にお医者さんが言ってたんです」
確かに感染症の伝播にはタイムラグがあるものなのでそうなんだろうと思うのですが、その折に出たのが、


「グーグルマップみたいなのがあって、その上に桜前線だかもみじ前線みたいな前線を表記して、花粉情報のように少ない~非常に多いまで色分けされているような・・・そんな情報発信があったら面白いですね」
その女性
「そうですよね。それがあると、子供に対する注意が行き届きますよね」
というような話になったのです。

 で、あるときテレビを見ているとさすがグーグル、そういう情報を持っているんですね。
テレビで紹介されていたのは地域別のものではないのですが、時系列で流行の度合いを測れる情報を持っているとのこと。

どういうことかというと、日本全国で「インフルエンザ」というキーワードで検索される数を時系列なデータとして持っている。
それが、公的な機関が発表した流行データとほぼ一致するらしい。

ホームページをお持ちでGoogle Analyticsを利用されている方はお分かりだと思うのですが、どの地域(国)からアクセスされているか、という情報も調べることが出来るのです。
ということは、私が冗談交じりに話した新型インフルエンザ流行前線のようなものも作れると思うのですが、作ってくれないかな?