アロハカイロ&フットパラダイスの2007年のコラムです。

コラム2007

私の高校時代の友人が昨年末に行われたドーハでのアジア大会に通訳の仕事で行った時の話です。
ドーハ(カタール)と言って、どんなイメージをお持ちでしょうか?
私は97年に行われたサッカーのワールドカップ最終予選で、日本がワールドカップ出場の切符をほぼ手中にしていたにもかかわらずロスタイムで得点を入れられて、日本中が涙を流したあの試合が行われた国・・・という以外、どんなところだか全くといっていいほど知識がありませんでした。
なので、率直に彼女にどんなところなのかを聞いて、ビックリしました。


まず、小さな国だけれど非常に裕福だと言うこと。
石油や天然ガスなどが豊富にあり、資源に事欠かないためです。
街中を走っている車がみんなベンツなどの超高級車。
カタール人は働かず、男の人はみんなカフェで水タバコをふかしながら、ゆっくりと時間を過ごしている。
働いている人は、みんな他のアジアから来た外国人。
カタールは一夫多妻制で3人まで奥さんが持てるそうで、結婚してある期間が過ぎると男の人は家が1軒国からもらえるそうです!
だから、結婚したら3件まで家がもらえる可能性があるっていうことですよね。へぇ~~。
また、国民というだけで、生活に困らないだけのお金(月20万円ぐらい)が貰えるというのだから、働くなんて、よっぽどの物好きじゃないとバカバカしいですよね。
ちなみに物価も安くて、缶ジュース1缶約30円、散髪も600円くらいだそうで、水道代や光熱費は無料です。
これを聞いたら、毎日、朝から晩まで一生懸命働いている日本人、怒っちゃいますよね。


でも、大切なのはここから・・・。
彼女がドーハに行って一番感じたことが、日本の選手団の皆が、本当に礼儀正しく真面目できちっとしていて、しかも笑顔がとても美しいということだったのです。
どの国の人たちと比べても、皆が気持ちよくベストを尽くせるように気配りを忘れず、支えているボランティアやスタッフに対してもリスペクトしているのが分かったそうです。
その選手たちを応援していたら、どんどん金メダルをとっていく!!!
裏でも一生懸命努力しているし、それに驚き、感動したそうです。
彼女曰く、こういう気質が、高度経済成長をして今の日本を作り上げてきたのだし、色々な問題も起きてはいるが、こういう素晴らしい若者がいるかぎり日本は捨てたものじゃない!ということでした。
聞いている私も感動しました。
確かに、国が裕福で遊んでいてもお金に困らなくて、一日中ボーっとしていても生きていけたらいいな・・・と思うかもしれませんが(カタールがそういう国だと言っているわけではありませんので間違いの無いように)、人間、夢があって努力してチャンスをつかんで前進して・・・
というのが、「産まれてきて良かった」と感じる瞬間であるし、意義があると思うのですが、いかがなものでしょうか?


ずっと前なのですが、私が読んだ本の中に、ある外国人のコメントで、日本人が自分の家の敷地ではなく公道を一生懸命当たり前のように掃除している姿を見て驚いたということが書いてありました。個人主義の外国人は公道は市などの役所が掃除人に金を払って掃除するのが当たり前。そういうことをやるぞ!と気合を入れたボランティアか何かじゃない限り、一般の人が掃除をするのはありえない・・・という感覚があったのかもしれません。そして、その外人はこうも言っていました。
そういう気質の日本人だから、戦後、高度成長を果たして、資源も何も無い国なのに豊かな今の日本になったのではないかと・・・。
その記事を見たときは、日本人であることに誇りを感じましたし、今回友人から聞いた日本人選手のみなさんの話を聞いてとても嬉しく思いました。
年明け早々、嫌なニュースも飛び込んできますが、自分たち一人一人が今生きていることの大切さと夢を忘れずに毎日を過ごしていけば絶対に良いことがどんどん起きて、Happy Newsでいっぱいの新聞ができるのではないかと思います。今年はそんな1年になるよう、夢と感謝と努力を忘れずにいきたいと思います。[素]


今回は身体の仕組みが上手く出来てるな~と言う話です。
タイトルのホメオスターシスとは何ぞやというと、ホメオ(=似ている)+スターシス(=停滞)で
→停滞に似た状態→ある一定範囲にとどまっていることから体の中の内部環境を一定範囲に保つ機構のことを言います。
命名者はストレス研究でも有名なアメリカの生理学者ウォルター・B・キャノン
このホメオスターシス(恒常性)を理解するにはエアコンと体温調節の例などが分かりいいでしょう。


まずエアコンの場合。
室温の設定温度を20℃とします。
外部環境が変化して(例えば寒気団の到来など)室外気温か低下し、室内の温度が15℃くらいになったとします。
コントロールすべき対象の室温が5℃低いわけですから、それをモニターしたセンサーは室温を5℃上げるために暖房装置に出力を命じます。
すると、どんどん室温が上がり、やがて設定温度の20℃を超え21℃になる時がきます。
すると、それをモニターしたセンサーは暖房装置に出力停止を命じます。
こうして、設定温度とコントロールすべき対象とセンサーと暖房装置の間に双方向の情報のやり取りがあるのです。
これをフィードバックループといいます。


生体の場合、これを担当しているのが神経系やホルモン系です。
そして、フィードバックループにはネガティブ・フィードバックループとポジティブ・フィードバックループがあります。
通常生体ではネガティブ・フィードバックループが使われるのです。
このネガティブ・フィードバックループがどのように働くかを今度は体温調節の例をとって説明すると、
外部環境が変化して気温か低下し、体温が低くなりそうだと、体温を引き上げるよう身体の機構が働く。
気温が上昇して、体温が高くなりそうだと体温を引き下げるよう身体の機構が働く。
このように外部環境とは反対の作用(これがネガティブの所以)を通じて体の中の内部環境を一定範囲に保つのです。
さてそれでは、人の体温がどのようにして一定範囲内に保たれるかは次回に。[裕]


さて今回は、人の体温がどのようにして一定範囲内に保たれるかについてです。
体温は深部体温と皮膚温に大別されるのですが、その皮膚温の中で一般的なのがわきの下で測る腋窩温でしょう。この腋窩温は健康成人で36.0~37.4℃まで幅がありますが、きりのいいところでに36.5℃で話を進めます。
前回、エアコンを例に取り、室温の設定温度を20℃とした例がありましたが、人の場合、この設定温度が36.5℃になります。
例えば、うだるように暑い夏などは深部体温と皮膚温も上昇しますので、外部に体内の熱を逃がさなければなりません。
そこで、『放熱のシステム』として発汗、蒸発、皮膚血管の拡張と交感神経活動の減少(南国の人がゆる~い性格なのはコレ)熱放射などがあるのです。
そして、凍えるように寒い冬では皮膚温や末梢(手、足)から冷えてきます。
これは生命中枢である体の中心部の深部体温を下げないため理に適っているのですが、体温を上昇させなければまずいので、身体は熱を産生します。そこで『産熱のシステム』としてふるえる、筋運動、ホルモンによる熱産生、食事、交感神経活動の高まりなどがあります。


この『放熱のシステム』と『産熱のシステム』はまるでシーソーや天秤のようにバランスの取れた関係で『放熱』と『産熱』を身体が使い分けながら、ちょうど良い36.5℃という設定温度に微調整され均衡してゆくのです。
ここまでが正常時の体温平衡の話です。
正常時の体温36.5℃という設定温度をセットポイントと言うのですが、このセットポイントが上昇することがあります。
この時期に多い風邪ひきなどの場合です。
こういった場合、細菌やウィルスに感染したりして、身体の中の発熱物質が誘引となりセットポイントが上昇します。
上昇したセットポイントが40℃だとすると、発熱開始期は36.5℃から40℃まで体温を上昇させるため『産熱のシステム』にあったふるえや血管収縮(交感神経活動の高まり状態)が起こります。
(風邪の初期症状にふるえがあるのはこのため)
高体温時に免疫系が頑張りウィルスなどの発熱原因が取り除かれると、40℃から36.5℃まで体温を下げるために
『放熱のシステム』発汗、皮膚血管の拡張が作動しだします。
(風邪の治る時期に大汗をかくのはこのため)


このようにして身体を見てくると、正常時の体温36.5℃という設定温度を保つのもホメオスターシス(恒常性)ですが、なんらかの病因で感染しても『放熱のシステム』と『産熱のシステム』を使い分け、ウィルスなどの外的を退治して、正常時の体温36.5℃に戻ってゆくという治癒系のシステムもまた広い意味でホメオスターシス(恒常性)と言えるでしょう。
私が学校で初めてこの仕組みを学んだ時、身体というのは上手く出来てるな~と感心したものです。
そして、この生理学の授業を受けた時、先生が言っていた言葉がとても印象的です。
「覚えておいて下さい。皆さん。自分の身体は自分で治しているんです!」
そして、私たちが習ったアメリカの生理学の教科書の序説を引用します。
-最良の医師とは生体の本来の治癒力を最も良く利用し、かつ効率的に補佐する者をいう。生体の持つ本来の治癒力とは生体の持つホメオスターシスを意味する。-
次回は体温と免疫力の話です。[裕]


頭部外傷などケガやくも膜下出血など病気により脳神経組織が障害を受けている患者の身体を、33℃前後に冷やすことで脳の温度を下げると、神経細胞が死んでしまうのを防ぐことができます。これを脳低温療法と言います。
この療法は治療結果も良かったのですが、低体温で免疫力が落ちて重症の感染症にかかり易いというデメリットもあったそうです。
そこで取り入れられたのが成長ホルモンの投与。
このホルモンはT細胞やNK細胞、マクロファージ(免疫系のいわばプロフェッショナルな細胞なのです)を活性化させるのです。
これにより感染は激減したそうです。


ここで、体温とホルモンと免疫系の図式が良く分かります。
高めの体温が成長ホルモンを活性化させ、免疫系も活性化される。
低めの体温はその逆が言える。
免疫学の世界的権威の安保先生もそれに言及しています。そして、癌をはじめ大病を患う患者さんは低体温の人が多い。
よって、体温を引き上げる体質改善が行われれば癌をはじめ大病も治せる可能性があると。


前回は風邪の時、熱が出て治る話をしましたが、実は発熱のセットポイントを命じているのが大脳にある視床下部の体温調節中枢と言うところなのです。
そして、高体温のもとで免疫系の細胞が活躍をします。
しかし、細胞は43℃を超えるとタンパク変性を起こし壊れてしまいます。
なので、体温が42℃を超えると免疫系の細胞が発熱を抑える物質を出すのです。
さて、ここまでみてくると生体は非常に理に適ったシステムを持ち、それを行使しているといえます。
外敵(ウィルスなど)が侵入したとき、大脳視床下部が命令をし体温を引き上げ、免疫系が活躍しやすい場を作る。
しかし、上がりすぎた体温は組織を壊すので、現場の最前線で働いている免疫細胞に体温上昇にブレーキをかける物質を出させる。
上手く出来てると思いませんか?
こういった理に適った仕組みを知ると、風邪引きのとき理由があって発熱しているわけですから、むやみに解熱剤を使うのは『?』と思うのですがいかがでしょうか?[裕」


今年の桜の開花予想は例年にない暖冬で東京では3月18日の予想が、データ入力のミスで23日に修正されたとか。
それでも例年より5日早いとかで、花は入学式までは到底もたないでしょうね。


さて、ここ鎌倉の花見の名所といえば、源氏山公園(唯一ござを敷いて花見できるところでしょうか)、鎌倉山、段葛、少し離れてハイランド辺りでしょうか。
でも、意外と穴場で私が好きな場所は横浜国大付属校~清泉女学院小学校までの通りなんです。
この道は八幡宮を越えて朝比奈方面へ金沢街道を行くと、横浜国大付属校がありその横のグランドから清泉女学院小学校までの直線で250メートル程の通りです。
片側に3~40メートルおきに桜が植えられており、枝が道路の上まで張り出しているので、ちょっとした桜トンネルの気分です。


この道は方角的にほぼ東西に走っており、私がお薦めするのは満開から少し過ぎて花びらが散りだす時分。
時間帯は夕暮れ時。歩く方向は清泉女学院小学校から横浜国大付属校に向けての方向に歩くのが良いです。
道が西に向けて走っているので、夕陽を正面に受けながら、散りゆく花びらを身体に受けながらのお散歩は風情があってGoodです。
(ここはワサワサと観光客もいず、地元の方だけが歩いていてとても静かです)
以前の長谷歳の市の時のコラムような楽しみ方をするならば、夕暮れ時にここら辺を散歩して、少し戻って二階堂に新しく出来たうどん屋さんに寄って、軽めの食事をして、ライトアップされた段葛の夜桜を見物しながら帰る。
なんていうのも良いと思うのですが、いかがでしょうか?[裕]

清泉女学院小学校から横浜国大付属校方向の桜並木


桜が咲く時期は、卒園、卒業、退職、移動。また、入園、入学、入社、転勤など、環境が大きく変わる時期です。
気温差も大きく、周りの環境も変わって、気が張っているから持っているものの、心身ともにヘトヘト・・・という方が多いのではないでしょうか?
4月に入ると、突然いつもの電車が混んでいたり、慣れない人間関係で受けるストレスも多大です。
そうすると、呼吸が浅くなり、眠っても疲れが取れなくなってしまいます。
それが原因で、うつ病になったり、アレルギーを起こしたりする人も少なくないのです。
忙しい時こそ、せめて夜はゆったりと湯船につかり、ゆっくり呼吸を整えてから布団に入りたいものです。
精神的な疲れには、リラックス効果の高いラベンダーの精油を4~6滴、ぬるめのお湯を張った湯船に垂らして入浴すると心が落ち着きます。
女性には、贅沢ですが、ネロリやローズオットーもお薦めです。
男性には、ヒノキなど、ウッディーなものの方が良いかも知れません。
いずれも、精神を落ち着かせてくれます。
私はバスルームの明かりを落として、ぬるめのお湯に揺ったり浸かって深く呼吸をするとよりリラックスできます。


入浴後は、普段は常温の水をコップ1杯飲むのですが、特に疲れているときは、ナイトキャップでアルコール・・・ではなく、肝臓を労わるホットレモンやホットミルク、ハーブティーがお好きな方はカモミールティーが心と身体を休めます。
最後に、私はストレッチをしてから腹式呼吸をして寝るのですが、これで翌日疲れが残っている・・・ということは、まずありません。
翌朝どうしても、背中に張りが残っていると思われた時は、起きる前に胸式呼吸をします。
肺は考えているよりも大きなもので、上は鎖骨のところまであります。
お腹を凹まして肋骨1本1本の間をゆっくり広げるつもりで、鎖骨のところまで胸いっぱいに酸素を取り込むように最低5回は呼吸をします。
肋骨間が広がっていることをイメージしながら行うことが大切です。
いかがですか?
簡単なことですが、自己管理はこういう基本的なことの積み重ねなのです。[素]


もはや4年越しになったこの話題。そう例の『花粉症』ってやつです。
2003年春のコラム(☆アレルギー考☆)では過剰な清潔志向が花粉症の原因ではないかと他人事のように書き、
(実際その時花粉症の症状は出てなかったから)
2005年春のコラム その後も快調に花粉症対策である乾布摩擦は習慣化し、海外旅行に行ってつい忘れてしまった以外は2003年の3月からずっと1日も欠かさず実践しています。
おかげ様で、その甲斐あってか風邪もひかず、昨春は花粉症になったことあったっけ?というぐらい春のアレルギー症とは無縁の生活を過ごすことが出来ました。


しかし、今年の春は違います。
2月の中旬頃から、外出すると涙がボロボロ出る。
ヤバイ! 完全におさらばしたと思っていた、花粉症の症状が再発しだした。
しかも、対策の乾布摩擦は1日も欠かさず実践しているのに。


考えられる原因は2つ。
さらに清潔志向になった事。
毎朝の治療院の掃除は、掃除機で床を掃除するだけでは飽き足らず、今ではさらに雑巾がけをしているのです。
四つん這いになって、隅から隅まで、毎朝。
もう一つ考えられることが耐性。
分かり易くいえば、薬や酒も慣れないうちは良く効くが、身体がその刺激に慣れてくると効きが悪くなる、というものです。
さあ、どうしよう?
この続きは次回に。[裕]


前回は花粉症対策を継続しているにもかかわらず、症状が再発してしまい今後どうするかと言う話でした。
私は職業柄(性格かもしれませんが)か、検証癖があります。
例えば自分の身体に腰痛から足先へのシビレが出ると、すぐに他所へ駆け込み治してくれ-!ということはしません。
自分の身体を実験台にしてこの領域にシビレがあるのだから、推測される問題点は腰椎5番と考えられ、
殿筋のこの部分を刺激したらどうなるだろう?
などと考えて自分の身体をいじっくたりしているのです。
こういうマニアックな性格はこちらにお越しの方々にかなりばれているらしく、若い女性の患者さんに
「先生ってマニアックですよね~」
と、からかわれるのです。


さて、話を元に戻して、花粉症。
自分にこの症状が再発して、さぁ、今度はどうして克服してやろうか。
考えられる原因は2つ。
さらに清潔志向になった事と耐性。
治療院を清潔にするレベルを落とすわけにはいきません。
したがって、耐性に対する対策としてはさらに強力な皮膚刺激(笑)
今まで使っていた乾布摩擦用のタオルはホテル使用のものです。
家中探して、ラグのように粗い目のゴワゴワのタオルに切り替えて、しかも擦る圧も強くして実施したのです。
(これは皮膚の弱い方にはお奨めできません)


そして、新たに加えた対策がハーブティーの甜茶です。
このお茶の効能はアレルギー、高血圧などに良いらしく、日に3杯飲むことを継続しました。
(甜茶の効能を花粉症に効かす為には花粉が飛び出す1~2ヶ月前から飲みだすほうが良いらしい)
この2つのことを実践することで2月中に再度、花粉症の症状は押さえ込むことが出来ました。
花粉症で薬を飲むと眠くなったり、ボーとしたりして困るという方は来春対策としてお試しされてはいかがでしょうか?
[裕]


「鎌倉美味しいもの自慢」はHP開設以来シリーズ化(?)してきましたが、今回はちょっと足を延ばして葉山へ。あまりに美味しかったので、内緒にしておきたいお店なのですがHPご覧の方々にだけご紹介します!


フレンチレストラン「ラ・ボンヌ・シェール」
自宅近くの知り合いから「兎に角、美味しいから。ご馳走してあげるから、行こう!!」と言われてディナーに連れて行っていただきました。場所は葉山大道から湘南国際村方面、相鉄ローゼンの近くです。
ご夫婦お二人で切り盛りされていて、決して広いお店ではありませんが、とても優しい雰囲気の店内で、ゆっくりと食事と会話が楽しめるところです。
食前酒から食後のデザートワイン類まで、飲むのが大好きな方も大喜び間違いなし!
私は初めてだったので、知り合いに基本的にお任せして、コース料理を戴きました。


フレンチのコース・・・と言ったら、非常に値が張るイメージがありますが、こちらのお店はナント2000円代前半からコースがあり、しかも、そのお値段でもデザートとコーヒー(または紅茶)が付いています!
生憎、その日はランチを食べ過ぎたため、それほどお腹がすいていなかったので一番軽めのコースをお願いしたのですが、
「これだけは是非!」というお薦めの『白インゲンの冷製スープ』を追加でいただきました。
前菜は『真鯛のカルパッチョ(連れて行ってくださった方が常連だったので、シェフが大サービスで鎌倉野菜添えにして下さった)』
これがまた、上品な味!ソースが絶妙!彩りも綺麗!
感動していたところに、白インゲンのスープ(これはハーフサイズがある)。これが本当にオイシイ!
塩加減、喉越しのなめらかさといい、ここ最近で最高の冷製スープでした。
あまりに美味しいので、勢いづいて、前菜をもう一つ『初恋トマトの三段活用、ジュレ、ソルベ、サラダ、バジルの香り』
まで戴いてしまいました。これは、非常に手が込んでいて、ジュレを作るためにトマトを濾すそうですが、そのために半日かけるそうです。うわっ!美味しいわけですね~。


もうこれだけで大満足なのですが、メインは『今日の腰越漁港のお魚の蒸し焼き、ニンニク風味のキャベツのブレゼ添え』をいただいたら、これまた、あっさりしたソースで素材がしっかり楽しめたため、ペロっと戴いてしまいました。
もちろん、最後のデザート、コーヒーまで手抜きがない、こだわりはしっかりと伝わってきました。
こちらのお店のメニューは月替り。内緒の話ですが、6月初旬から7月初旬はデザートのケーキがワゴンサービスになるそうですよ!これは見逃せませんね。
TEL 046-877-5755 火曜定休。[素]


人間本来が持っている自己治癒力を引き出すにはどうしたらよいか?をテーマに欧米でも日本でも大ベストセラーとなった『癒す心、治る力』の著者アンドルー・ワイル博士は治癒系の様々な療法を尋ねて、世界の様々な地を巡礼します。
その後、自分の自宅のすぐ近くに非凡な才能を持った寡黙な老オステパス医と出会い師とも仰ぎます。
そのオステパス医の名前はロバート・C・フルフォード。
90歳を超えた伝説の治療家が治癒系の事、オステオパシーの事、健康の事、自然の摂理と人体の事などを語った書に今回のタイトルの『礼と返礼の法則』が触れられています。
礼あれば返礼あり。あたえれば、あたえられる。相手にしたことは最終的にその人に戻ってくる。
という法則です。良き行為も悪き行為もです。


同じような事を経営コンサルトで300冊を超える著作をされている船井幸雄氏も別な表現で言い表しています。
『カガミの法則』
相手の自分への気持ちや行為があたかもカガミに映るがごとく相手に返そうとする、等々。
法則として、以前から知識として知ってはいたものの、本当かな~と思っていたのですが、最近、ここ鎌倉で開業して何年もやっていると、その法則は本当なんだなと思えることがあります。
例えば、[あたえれば、あたえられる]
ここに○○をあたえれば、○○があたえられるとして、○○に『情報』を入れてみるとしっくりきます。


事情通というのはどこにもいて、昔の会社員時代を振り返れば、人事情報の裏ネタの事情通なんていうのが身近にいました。
彼はまず、皆が知らないような裏事情をさも、得がたい貴重な情報のように周囲に教える存在でした。
すると不思議なことに、奇怪な人事異動が行われると、
「俺はこの件についてこういう情報を掴んだんだが、お前の耳に入っているか?」
ここぞとばかりに、彼に色んな情報が雪崩のごとく集まります。
これも[あたえれば、あたえられる]の法則の例でしょう。


さて、ここアロハカイロ&フットパラダイスでは○○をあたえれば、○○があたえられるの○○に『美味い物情報』を入れてみるとしっくりきます。
(こちらによくご来院いただく方はウン、ウンとうなずいてるのではないでしょうか)
顧客の年齢別分布や男女比を見ていただければお分かりと思いますが、圧倒的に女性が多く、しかも30~40歳代が中心。
施術で小1時間も会話している訳ですからこちらが『美味い物情報』を発信すると、その何倍にもなって『美味い物情報』が帰ってきます。(なので、前回のコラムも本当は内緒にしていたいほどのお店なのですがこういった訳で発信しているのです)
「あそこは今改装しているけど今度蕎麦屋が入るらしい」
「あの店のイチ押しはきなこロールケーキ!」
「あそこの店長はサーファーで、お客もサーファーが多いらしい」・・・etc


では、この法則に○○をあたえれば、○○があたえられるの○○に『お金』を入れてみたらどうでしょう?
お金を使えば使うほど使った人のところに戻ってくる・・・夢のような法則ですが、残念ながらこれは当てはまらないようで、お金は沢山の仲間がいる所(お金持ちの所)に集まるようです。(残念)
さて、次回もこの『美味い物情報』は続きます。[裕]


前回のコラムは○○をあたえれば、○○があたえられるという法則に『美味い物情報』を発信すると、その何倍にもなって『美味い物情報』が帰ってくる、という話でした。
さて、ここアロハカイロ&フットパラダイスにはグルメなご婦人が多くお越し頂いているのですが、その中で、クルーザをお持ちで、某みなとみらいの有名ホテルの会員でそこのレストランを食べ歩いていたりする方がいらっしゃいっます。
その方と妻がお話しているうちに我が家での夕食の話題がきっかけになり、
「それじゃーコレは美味しいし、ご主人も気に入ると思うよ」
と頂くことになったのが、スープカレーの素『コスモのスープカレー』


我が家の夕食の中心はなんと言っても、お酒。特に日本酒が晩酌として多いので、献立はどうしてもお酒のつまみになる料理が中心になります。なので、居酒屋メニューが多くなったりするのです。
妻に
「今夜、何食べたい?」
と、聞かれると冷蔵庫に日本酒があれば和食。ワインがあれば洋食。ビールが冷えてれば和・洋・中何でもOKという感じです。


さて、献立について何も聞かれずに帰ったときに、夕食がカレーライスだったりすると、私のご機嫌が斜め45度になったりします。
「日本酒とカレーライスってどうやって食うんだ」
しかし、妻は無類のカレー好き。
「今日はどうしてもカレー食べたかったんだもん」


こういったやり取りを妻がお客さんとしていた時に、先程の方が試しに食べてごらんとお持ち頂いたというわけなんです。
このスープカレーは具をワインで頂きながら、〆にゴハンにスープカレーをかけてシャバシャバと食べれるご機嫌な料理です。
しかも、辛さと旨さが絶妙で一発で私のお気に入り料理になってしまいました。
残念ながら、鎌倉旧市街では売っていなく、大船に行くたびに我が家の在庫がなくなったら大変だからと、まめに買い足していたのです。
笑われるかもしれませんが、ついこの間まではカレーの夕食を目の敵のようにしていた人間がスープカレーに出遭ってスープカレーの素を大船から買って帰ってきてニコニコしている・・・それぐらい美味しいのです。


しかし、大船はやはり遠い。
近くに売っていないものか?


我々、鎌倉由比ガ浜のお店仲間達は他の地域よりも仲が良く、春・秋バーベキュー、夏の海の家、クリスマス会、新年会など、何かと企画を立てては飲み会で集っているのです。
去年のクリスマス会でのこと、



「守クンさ-、アジア商会ではコスモのスープカレー置いてないの?」
守クン
「コスモのほかの商品は置いてるんですけどね。スープカレーは置いてないんです。」

「何で-!美味し-じゃん?」
守クン
「今のところ、陳列するほどの必要性を感じてないんですよね~」

「置けば売れるって!」


アジア商会とはここ由比ガ浜の六地蔵でコーヒー豆や輸入食材を取り扱っている、老舗のコーヒー・食材店です。
守クンはそこのイケメン若旦那なんですが、なかなかに私に意見は取り入れてくれません。


今年の新年会でのこと。

「守クンさ-、コスモのスープカレーのことその後考えてくれた?」
守クン
「今のところ、考えてませんね~」

「でも、うちに来てるお客さんに薦めたらみんな美味しいって言ってるよ」
守クン
「分かりました!高橋さん以外の方から美味しいって言ってるの聞いたら入れましょう。」


う~ん。難攻不落だ。


時は移って2月の飲み会の時。
この治療院の斜め向かいにあるお店の店主から
「アジアの守クンがぼやいてたんだけどよ-、顔あわせるたびにお前からスープカレー、スープカレーって言われてるって?」


しめた。いくらか意識されてるよーだ!もっと言ってやろう。


さらに、時は移って5月。
アジア商会とのスープカレー入れろ、いや入れねーバトルの一部始終は何人かのお客さんが知っています。
「アジアにスープカレー入ったらしいですよ~」
の一報はやはりお客さんから教えていただきました。
喜び勇んで買いに行ったことは言うまでもありません。
ありがとう、アジア商会!こんな私のわがままを聞いてくれて感謝です。


○○をあたえれば、○○があたえられるの○○に『美味い物情報』を入れて今回『コスモのスープカレー』が出てきました。
コレは本当に美味しいと思います。
是非、鎌倉の方で今回の話に興味のある方はアジア商会で
「アロハのHPで見たんだけど、コスモのスープカレーってありますか?」
と、前置きを入れた上で探してみてください。ご協力をよろしくお願いします。


世の中の深遠な真理であり法則の『礼と返礼の法則』からスープカレー入れろ、いや入れねー等という卑近な例にまで話を茶化してしまいましたが、最近とみにこの法則は本当にあるんだと実感させられるこの頃です。
皆さん周囲にはくれぐれも良き行為を心掛けましょう。[裕]


去る6月2日(土)~3日(日)ここ鎌倉由比ガ浜でお祭りが開催されました。
由比ガ浜の氏神さん葛原岡神社の神様を祭神に頂いて、鎌倉で一番早くに開催されるお祭りです。
今年、私は商店街の役員さんから祭典委員(お祭りのスタッフです)をやってみないか、とのお誘いを受けて
スタッフとしてお手伝いをさせて頂くこととなりました。
以下思いつくままにどんな仕事内容だったかを時系列に書いてみます。

4/21(土)19:00~20:30祭典委員会(お祭りの役割分担やスケジュール確認、予算承認など)
5/12(土)19:00~20:00祭典委員会(前回会議の修正事項の確認など)
6/1(金) 20:00~22:00屋台準備(看板、ヨーヨーつり用のこより作り500本)


屋台準備とありますが、
ここ由比ガ浜のお祭りでは的屋さんは参加しておらず、由比ガ浜の商店街の若手衆が自分たちの手作りで屋台を準備するのです。

今回の出店は生ビール、ジュース、焼きソバ、カレーうどん、焼き鳥、フライドポテト、かまぼこ、玉こんにゃく、スマートボール、ヨーヨーすくい、etc
屋台が並んでいる様子はまるで文化祭のようです。

祭りの屋台



そして、お祭り当日の6月2~3日

6/2(土) 8:30~14:00 関係者用の昼食準備、屋台の設営、入魂式
       19:30~22:00 地元神輿の人達用に軽食などの準備、片付け
6/3(日)15:00~22:00 子供神輿、山車、外部団体神輿と地元神輿の接待のための会場設営、軽食準備、片付け
6/4(月)17:00~21:30 祭典関係者の打ち上げ会のための会場設営、軽食準備、片付け→二次会

祭りの接待会場

と、いうような流れです。
ざっと見て頂いてお分かりかと思うのですが、会社で言えば自社主宰の記念式典を行う際の裏方スタッフといった感じです。
今までは、お祭りの両日とも治療院で仕事の合間に、2階から神輿を覗いたり、屋台に顔出ししたりする程度だったのですが、スタッフとして働いてみて、裏方のいかに大変なことか!


ただ、今回裏方として働いてみてとても嬉しかったことがありました。
6/3(土)本祭りが終わって、屋台のスタッフ(半数以上が商店街とは関係の無いサラリーマンやOLの方でボランティアとして参加してくれたのです)と私たちお祭りのスタッフが会場でお疲れ会をかねて軽食を食べている時に、睦会(神輿を担ぐ人たちの会)の人たちが待っていてくれて、
「祭りを盛り上げるために一緒にがんばってくれたんだから、担ぎたい人は神輿を担ぎませんか?」
と、お声掛けいただいたのです。

神輿担ぎ

最初は皆、素人だからと遠慮していたのですが、5分も担いでいると汗だくになり、大きな掛け声も出るようになったんです。


周りを見渡すと皆楽しそう!


通りでは神輿の前は私服で、後ろは法被を着た人が担ぐ一風変わった神輿が道行くのですが、
担いでいるのが我われお祭りスタッフだとわかると、拍手してくれる人や飛び入りで参加してくる地元の人がいたりと楽しい経験が出来ました。


さて、その1時間ほど後、片付けも終わり若手のスタッフ連中で飲みながら、神輿についての話をし皆が担いだ肩を見せ合い、どーだ!この腫れ具合!と自慢しあったものです。
今回、お祭りに参加してみて雑用に追われ大変だったのですが、それ以上に多くの人と知り合い、お互いにねぎらいあい、酒を飲みながら馬鹿話をする。
とてもいい経験が出来たと思います。
ここ由比ガ浜の地域の人は解放的なので、前から興味はあるんだけれど参加するには二の足を踏んでいる・・なんて人は是非お声掛け下さい。一緒にお祭りを盛り上げませんか?[裕]


某コーヒー食材店若旦那の神輿肩
某コーヒー食材店若旦那

某美容室美容師の神輿肩
某美容室美容師

某電気店若旦那の神輿肩
某電気店若旦那

某治療院カイロプラクタ―の神輿肩
某治療院カイロプラクタ―


今回もお祭りでの話です。
前回のコラムでも書いたのですが、私はお祭りの裏方スタッフとして働きました。
本祭りで外部団体(睦会)神輿と地元神輿の接待のための会場設営、軽食準備をしている時の事。
接待の手順としては、まず、お客様である外部の睦会を接待することになります。
15テーブルほどに軽食を配置し、程よいタイミングで(早く出すとぬるくなるし、遅いと乾杯に間に合わない)
ビンビール3~4本ずつをテーブルに配っていきます。
さて、ここでビールの本数が15テーブルに3~4本ずつですので、60本以上冷やしておかなければならないのはお分かりかと思います。
冷やすケースはよく屋台や露店で見かける大型のケースで、それが2台。
(コンビニでアイスクリームを冷やしているケースほどの大きさ)
中には水が張られ、30センチ四方の氷が何個も浮かんでます。
そこから一気に60本以上のビール、ジュースを運び出すわけです。


さて、それがひと段落着くと地元の睦会の接待。
外部の睦会の接待が終わってから、同じ場所で1時間ほどあとに行われます。
私達はその準備にも追われます。


バブルの頃ならいざ知らず、今日この頃のご時世ですから祭典の予算は『超』緊縮財政のため、余分なお金は掛けられません。
外部の睦会で各テーブルの飲食の後を見ると、栓が開いて6割以上残っているビールが何本かある。
接待のリーダーがつぶやきます。
「もったいない・・・」
そして、リーダーが指示を出します。
「これも栓して地元の睦会の接待にも使っちゃおう!」
初めてお祭りのお手伝いをする私は驚いて、
「え!でも、1時間ほど後だから気が抜けちゃうでしょ?」
リーダーは言います。
「みんな、酔っ払っちゃってるから3~4本こんなのが混じってても平気、平気!」
私たちのやり取りを聞いていたスタッフの一人が
「リサイクルビールだ-!!」


さて、翌日の夕方、お祭り関係者のみの打ち上げが行われました。
乾杯の段になり、下っ端の私は急ぎ近くの偉い方のところへ走り、ビールの栓を抜いて注ごうとすると、
その偉い方は
「アルコールはダメだから、乾杯用に少しだけ注いで」
その後、私がご返杯で注がれたのですが、泡が立たない。
色もどーにも薄すぎる。
他のビールのビンを見てもどれも同じキリンのラガーで自分のだけがメーカーが違うというわけでもない。


乾杯の後、飲んでみるとまずい! うすい!! 炭酸が一切無い!!!
隣で見てたスタッフが
「お前のビールおかしくね?」


その時、私の脳裏によぎった光景は、栓を戻されたままのビールは1本残り、その上に追加で新しいビールがどんどん冷水に入れられて、底に沈む。
ゆるい栓なので少しずつ水が入り、6分目どころか満タンまで水が進入し、パッと見た目には見分けがつかず、翌日夕方の打ち上げの席上に並び、しかもあろうことか何十本のうちの1本の所に私が走ってゆき、栓を抜いてから注がれて・・・


隣で見てたスタッフと顔を見合わせて同時に
「うゎ、リサイクルビールだぁ!!」


3回前のコラムで『礼と返礼の法則』について、書きました。
○○をあたえれば、○○があたえられる、という法則で良き事も悪しきこともいずれ当人に帰ってくる・・・
これを地でいったわけです。


さて、今回のコラムは休み前にアップ予定だったのですが、旅行の準備でバタバタとして遅れてしまいました。
次回は何回かに分けて、久しぶりのハワイ紀行です。[裕]


ジメジメした梅雨の日本を離れてHawaiiに行ってきました。
空の色といい、ホノルル空港に降り立った時のあの甘~い香りといい、本当にイイですよねぇ。
今回は義弟の結婚式がメインイベント。
サーファーがいるきれいなブルーの海の前のチャペルはダイヤモンドヘッドも見渡すことの出来る最高のロケーションでした。

こんなステキな場所で挙式し神に誓いをたてたのですから、お二人末永く幸せになること間違いないでしょう! 
挙式記念撮影

実は、私の新しい妹(新婦)には、式の本番、彼女がバージンロードを歩いてくる時に初めて会ったのですが、綺麗でさわやかな感じのお嬢さんだったので、とても嬉しくなりました。

それにしても、7月のハワイは比較的天気が安定していて、湿度も低く過ごし易い・・・結婚式にはベストシーズンですね。
日本に帰りたくなくなりますよ。



さて、私たちがハワイ好きというのは、言わずと知れたことですが(なんといっても、治療院名までアロハと付けてしまう位ですから)
その私たちが今回気に入ったスポットやフード情報など、2回連続でご案内したいと思います!


まず、新物好きに必見なのは、ロイヤルハワイアン脇、BeachWalk一帯に出来たばかりのショッピングゾーン。
以前は買い物といえばアラモアナショッピングセンターやワードセンターに足を延ばした人が多かったと思いますがここは、夕方から夜にかけて、散歩をしながら・・・もしくは帰国前夜のお土産買い出しにもピッタリの場所です。
今年の春から夏に出来たばかりのお店がズラ~リ並んで、ゴミゴミしていなくてゆっくり楽しみながら欲しいものが手に入ります。
しかもほとんどのお店が夜10時までは営業しているので、夕食後でも十分買い物が楽しめます。
勿論、カフェやバーもありますので、女性の買い物には付き合えん!という男性の方も安心です。
今、巷で流行っているクロックスはハワイでも大人気。$29.99~$30.00位で色々な店で売っています。
わざわざハワイで買わなくても・・・という方には、クロックス用のアクセサリーだけでも・・・$2.00前後。
ハワイらしいカラフルな魚やサーフボードの形のものまで多数あります。
ちなみに、義父はハワイでクロックスデビューを果たしました。


今さら、ハワイで買い物など・・・という方に。
今回もしっかりジャンクフードもチェックしました。


ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、目の前でアイスをアレンジしてくれる「ColdStoneCreamery」
ただ好みのアイスクリームをコーンやカップに入れてトッピングするのではなく、数種類のアイスとフルーツなどのトッピングをその場でミックスして、アイスクリームのパフェのようにつくってくれるのです。
最近では、丸の内ビルやランドマーク等にも出店してきているのですが、本場アメリカで食さねば!とトライしてきました。
ちなみに私は、ストロベリーアイスとチーズケーキ味のアイスにストロベリー、ラズベリーなどを入れて作ってもらいました。
モチロン美味!但しボリューム満点なので、食後だったら少し腹ごなしの散歩をしてからの方が良いでしょう。


もう一軒は「Dippin'Dots」。
ここのアイスは変わっていて、見た目は、トッピングだけがズラ~ッと並んでいるようなお店。
雛あられサイズのつぶつぶ・・・。これ、すべてアイスなんです。
チーズケーキ味、ストロベリー味、コーラ味、などなど。
私は、見た目、「これ食べちゃっていいの?」みたいな色をしたレインボーを選択。
味は子供の頃に食べた小粒のラムネをアイスにした感じでした。
ソーダ味が入っていたからかもしれませんが、懐かしいお味でしたね。
店内は子供たちでいっぱいでした。
残念ながら海に行った帰りで、カメラ類を持っていなかったので、写真が無くてすみません。


最後にジャンクフードではないのですが、ToGo(テイクアウト)も可なシーフード・ランチ・ワゴン。
ノースショア名物のシュリンプのランチワゴンがワイキキに登場!
ワゴン内で調理されるプレートランチはローカル度満点。
シュリンプはモチロン、アヒ(まぐろ)、キングクラブなどがオドロキの価格で堪能できます。
アツアツをワゴン前に用意されたテーブル席で食すも良し。ホテルのラナイやビーチに持ち帰って食すも良し。
日本語でオーダー出来るので安心です。
味は、正直、今回の旅行で一番美味しかったです!!!
場所はクヒオ通りとカイオル通りの角、駐車場内。ブルーのバスです。営業時間も10:00~22:00。
使えますよ!


ということで、長くなってしまいましたが、次回はいよいよ私がず~っと行きたくてたまらなかったネイチャーツアーの紹介です。ハワイの自然と独自の文化を堪能してきましたので、ご期待下さい![素]


さて、ここ鎌倉も連日の猛暑ですが、ハワイの暑さはちょっと違います。
日中の日差しはとても強いのですが、湿気が少ないですね。
だからか、一日中動き回ってもバテたりしないのです。


いよいよ今回はオアフ島での考古学&ネイチャーサイトツアー報告(第一弾)です!
このツアーは一昨年にハワイに行った時も申し込みをしたのですが、申し込みが遅かったためか参加できなかったのです。
念願かなって参加したこのツアー、過去色々と参加したツアーの中でも最高の楽しさでした。


今回の案内役は日本に6年滞在暦のある日系3世のオノ カイルさんです。
日本語がとても上手で、ハワイ大学大学院を出られたとても知識のある方で、NHKでも取り上げられたネイチャーツアーの主宰をされています。
そのオノさんのお話によると、太平洋の真ん中にあるハワイ諸島は長い間、外界からの影響を受けなかったため、ハワイ独自のユニークな生態系が作られてきたのですが、外界との接触以降、様々な外来の動植物が入り、多くの非常にもろいハワイの固有種は絶滅もしくは絶滅の危機にさらされているそうです。こうしたハワイ固有種を守るため自然保護にとても力を注がれています。


さて、考古学&ネイチャーサイトツアーは変化しつつあるハワイの自然植物散策をしながら、美しい南オアフの海岸線をたどり、地層、神殿跡、神話ゆかりの地を歴史に触れて解説を受けつつ約5時間かけて見てまわります。
午後一番にワイキキの喧騒を後にして高級住宅地カハラを抜けてダイヤモンドヘッド脇を通りハナウマ湾方面に進みます。
途中、サーフポイントをチェックしながら車を走らせて約40分。


ハナウマとマカプウ岬の間の海岸
ハナウマとマカプウ岬の間にある、Honoluluで唯一、手をつけられていない海岸に出ると、そこで見えるのは火山後期の20~40万年前の火山の地層。土地の隆起や吹き付けられる風と波によって浸食された切りだった地層は圧巻です。たまたま、繁殖のため天然記念物といわれる赤尾熱帯鳥がいて、バードウォッチェーにとっては涙ものの光景を目にすることが出来ました。


ところで、オアフ島の象徴、ダイヤモンドヘッドは、何故ダイヤモンドヘッドというかご存知ですか?
その昔、ダイヤが発掘されたわけではなく、1700年代後半にイギリス人が石灰の水晶が太陽の光で輝いたのをみて、ダイヤだ!!と思われたのがきっかけでそう呼ばれるようになったそうです。
ハワイ語でカイマナ・ヒラ(まぐろの頭)。その昔はレアヒと呼ばれていたそうです。


そんな話を聞きながら、ハロナ潮吹き岩に到着。
さすが観光客が大勢来ていました。
その日はそれほど高く潮は吹き上がっていませんでしたが、2,30m吹き上がる日もあるそうです。


ハロナ潮吹き岩


そこからさらに海岸線を進みボディーボーダーが多いことで知られるサンディビーチを通ってココクレーター植物公園へ。
ココクレーター植物公園
ここは、5つあるHonoluluの植物園の1つで、全長3.2kmのハイキングコースにもなっています。
ちょうど行った時は色とりどりのプルメリアやブーゲンビリアが咲き、美しい時期でした。
ちなみに、プルメリアといったらハワイ固有種かと思われる方が多いかもしれませんが、これもメキシコから150年ほど前に海を渡ってやってきた外来種です。
今回は、時間の関係でゆっくり見て回ることが出来なかったのですが、この植物公園を目的に花が咲く時期にドライブしてくるのもいいかもしれません。ちなみに植物園は基本的に入場無料です!日本とは違いますね。
今回はここまで。次回はいよいよHawaii紀行ラスト。考古学&ネイチャーサイトツアーもクライマックスをむかえます。[素]


オアフ島考古学ネイチャーサイトツアーもいよいよクライマックス!
ワイキキを出て南海岸周りでココクレーター植物園まで、ハワイの大自然を改めて堪能しながら進んできました。
植物園を出たらラビットアイランドを見渡せるマカプウ展望台へ。

マカプウ展望台

マカプウ岬は非常に貿易風がふきつけるところです。
ここから見える山並みは全て、その貿易風によって山肌が削られ、海に面している側が鋭く切りだっています。
大昔はその山々もダイヤモンドヘッドのようになだらかな山だったとのことですから、風の力の凄さを感じます。
ヌアヌパリほどではないですが、足を踏ん張っていないと、じっと立っているのが大変です。


そして、ここより見えるラビットアイランド。ラビットとは形状がウサギに似ているからと思いきや、1800年代にある農家が食用ウサギを放し飼いして非常に沢山のウサギがいたからだとか・・・。
しかし、ビジネス上採算が合わず見捨てられ、その後ウサギたちはハワイ州によって撤去されたらしいです。(かわいそうに)その理由が、海鳥と共存が難しかったからとか。
今現在、ラビットアイランドは海鳥の島になっています。(ヒッチコックの世界を思い出してしまう私は・・・?)

さて、いよいよ最終目的地、私が一番行きたかったウルポヘイアウへ向かいます。
ウルポヘイアウ

ヘイアウとは神殿のことで、ハワイの原住民が昔、自然の神々や豊作などを祈り儀式を行ったりしたところと言われています。
ちなみに、今回行ったウルポヘイアウはへイアウの裏側に広い湿原があったことなどから、農業に関する神殿があったと言われています。
今現在残されているのは、その神殿の土台部分のみ。神殿そのものはハワイ王朝後期に宗教上の事情で取り壊されてしまっています。

ウルポヘイアウ

この神殿跡の周囲には、今でも一部の水田でタロイモやサトイモが作られたり、ノニ、クラスカット、ココヤシ、マンゴー(インド原産)ククイ(鮫の皮などで黒く磨かれたレイは見たことがあるかと思います)、アダンの木(カヌーの帆に使われていた)などが植わっていて、すぐ傍には水が湧いていて当時の様子を垣間見ることが出来ます。
時々、イムといわれる伝統的な蒸し焼きの方法を実際に体験するイベントも行われているそうですが、この地には言葉には出来ない自然のパワーを感じ、ハワイの人々が伝統文化を後世に継承し、自然を残していこうとする心もまた感じ取れました。

ウルポヘイアウ

オアフ島のイメージを「海」とショッピングだけで済ませてしまうのは本当にもったいないです。
本当のハワイはこの豊かな自然から産まれているのだと、気づかされたツアーでした。
機会があったら、皆さんも是非このツアーに参加されることをお薦めします!
ハワイの歴史を知って、自然に触れ合ってみると、ハワイをまた違った意味で楽しめると思います。
このツアーについて詳しくは、www.alohaainaecotours.com をご覧下さい。
また、ハワイ独自の植物観察やバードウォッチングをハイキングしながら楽しめるジャングルツアーなども毎日開催されていますよ。[素]


4年ほど前にこのタイトルで施術者がいかに視診を大切にしているかと言うことを書きました。
やはり、今も初診時に患者さんが入室されて、触診に入るまでに私はかなりのチェック項目で体の動きを観察しています。そして、視診の重要性を痛感していますので、具体例を思いつくままに挙げてみましょう。


入室→スリッパをどちらの足から履くか→鞄はどちらの手で持っているか(肩に掛けているか)→着席した時の両膝の位置→予診表にご記入いただくときの利き手・姿勢→問診中痛いと訴える時の無意識なうちの手かざしの場所→立位での身体の歪みを診る際、立ち位置・足の配置→座位での身体の左右回転角度の違い
具体的な触診による身体の歪みの検査。
→ベット上で寝返りする時の身体の回転の仕方(これは検証用かな)


次に利き手・利き足が右利きの人はどういう傾向が多いかの現時点での雑感を挙げていきます。

スリッパをどちらの足から履くか→利き足は例えばサッカーでボールを蹴る側の足。したがって右足から履く方が多い。


鞄はどちらの手で持っているか(肩に掛けているか)→利き手が右であっても肩こりは左の方がきつい、と言う人はたいてい重い鞄を左手に持つか左肩にかけているケースが多い。


着席した時の両膝の位置→右ひざを後ろに引いているケースが多い。


予診表にご記入いただくときの利き手・姿勢→問診で利き手を聞くだけでなく潜在的な左利きを聞くのにも役立つ。


問診中痛いと訴える時の無意識なうちの手かざしの場所→肩や腰などの痛い箇所について右・左どちらがひどいですか?と質問しても両側、と返事が返ってくるケースが圧倒的に多いが、無意識に手かざしている場所が問題の場所であるケースが多い。


立位での身体の歪みを診る際、立ち位置・足の配置→右利きの人はパーソナルスペースである右側を大きく取る位置に立つ。また、右の踵が後ろになる立ち位置が多い。


座位での身体の左右回転角度の違い→右側に大きく回旋できる...etc


所要時間を出来るだけ短縮し、効率よく問題のある箇所にたどり着くために、施術者にとっては視診は非常に重要なのです。
そして、前回の4年前と同じ締めくくりをしようと思います。
『その施術者は目の前にいる患者さんから見て得られる身体の情報を集めようと必死なのです。
もし、あなたが女性で美人であったとしても、そのことに興味を持ってジロジロ見ているわけではないのです。(・・・たぶん)』[裕]


こちらのオフィスでカイロプラクティックの施術中、
「先生、手がすっごく温かいですね!手から気でも出てるんですか?」
などと聞かれることが良くあります。
そんな時私は
「いえいえ、気は習ったことは無いので出ていないと思いますよ。それに、私の体温は低めで35℃代後半で決して体中が熱いと言う訳ではないんです。手で身体の状態を探ろうとする時だけ、手が熱くなるんです。」
などとお答えしています。


さて以前、このコラムのホメオスターシス(恒常性)その1、2、3で体温と免疫力の相関関係の事を書きました。
体温が上がるにつれて免疫力も上がる-ということです。
最近、それに関する本を2冊ほど読みました。
1冊目はここのコラムでも良く取り上げる先生の「体温免疫力―安保徹の新理論! 」安保徹 著
もう1冊は「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法 石原 結實 著 です。


この2冊に共通している考え方は低体温は万病の素。
病気になっても生活習慣を見直し体質を改善して、体温を引き上げると免疫系が賦活(活性化)され病気は治ってゆく-という理論です。


両者に共通している実践法は食生活の改善(洋風食から玄米菜食や根菜類を摂る献立へ)軽度な運動(ウォーキングやストレッチ)入浴法(足浴、半身浴)身体を冷やさない服装などいたってシンプルで実践しやすい事柄ばかりです。
そこで私が真っ先に実行したのが「腹巻」
鎌倉の東急ストアで真っ白のヤツ(あとはラクダ色のしかなかった)を700円で買ってきました。


今は明け方が冷えてきて、私の寝る時の服装はというと、黒のロングスリーブTシャツに黒ジャージ。
黒づくめです。
それに、白い腹巻・・・
朝起きてその格好のまま朝食を食べてると、妻がその格好を見るたびに ぷっ! と噴き出します。
「まるで場末のあれね。あのあれ!・・バカボン!」
腹巻姿ならバカボンのパパだと思うんだがな。
腹巻の効能がどうかは・・いずれまた。[裕]


先日ミシュランの東京版が出版され、即日売り切れが出るなど、騒がれていましたが、ここ鎌倉にだって沢山、美味しいお店があります。
今回は久々、大ヒットのお店を紹介します。
9月10日にOPENしたばかりのビストロ、『ジャルダン食堂』です。
「食堂」を仏訳するとビストロ。まさに庶民向けのフレンチですね。
気軽に美味しくフレンチを楽しめるところです。


こちらのお店には、オープンして2週間ほどして、「小坪にあった美味しいと評判だったお店が大町にやってきた!」というウワサを聞いて、近くのパティシエの友人と行ってきました。
14人入れば一杯の小さな空間ですが、地元の「美味しいもの」に敏感な人たちが早速集まってきました。
7時半ごろには満席。ふたを開けてみれば、その時、食事に来ていた人達の半分が知り合いでした!!
和気藹々と楽しめる空間。美味しい料理とワイン。。。
地元鎌倉のとれたて野菜をふんだんに使ったサラダや前菜、旬の魚も素材の味を大切にした味付け。
フレンチというと、濃厚なソースを思い浮かべる人も多いはず。これが、良い意味で裏切られます!
モチロン、フレンチならではのお皿もあり、どれをオーダーしても正解!!


これは、皆に体験させなければ!
と思い、先日、六地蔵近辺のお店の若い女性達を誘って、お店を貸切にしてもらって食事を楽しみました。
名づけて『乙女会』。「オ・ト・メねぇ。。。」なんて呟かれそうですが、そこのところは大目にみていただいて。
この乙女たち。非常に飲むんですね。2時間ちょっとの間にお酒が飲めない2人を除いた10人でワインボトルが6本空いてしまいました!
しかも、お任せで出された料理も完食!
あっ!今回の話は、乙女会のメンバーがよく食いよく飲むという話ではなくて、それだけ、ジャルダン食堂が美味しく楽しく食事が出来るという話なのです。
翌日は、私のところに、「行って良かった~☆」というメールが殺到。
それだけ、美味しく楽しい時間が過ごせたということで、幹事役の私としてもとても嬉しかったです。
その後、当治療院にもお店のフライヤーを置かせて頂いておりますが、とっても人気で、置いた先から無くなっていきます。
いらっしゃった方々、皆さんに好評!
これからクリスマスや忘年会で混み合う前に、是非いらっしゃってはいかがでしょうか?
残念ながら、ジャルダン食堂さんは予約を受け付けていらっしゃらないので、食にありつけるのは早い者勝ちなのでご注意下さい。こちらのお店のブログに、お手持ちのケータイからアクセスすると、空席情報が得られますので、それを参考にお出掛け下さい。
詳しくは、下記のブログにアクセスを。
http://jardin-shokudo.com

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